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2020.06.11 中3は今、何を、どのように?
皆さんこんにちは。
6月に入って小中高の学校は、通常授業に向けて徐々に動き始めました。
これから、後戻りすることなく、日常を取り戻していければいいなと切に願います。
ところで中3の受験生の皆さん。そろそろ気を引き締めましょう。
新年度のスタートもうやむやの中、公立中学なら学校からの課題をやりながらの毎日でした。それでもう2カ月も過ぎてしまったのです!
のんびりしていてはいけません。そこで今の時期中3生はどのようなことをしておけばいいか、教科ごとにお伝えしようと思います。まずは英語から。
① 単語が命
英語が苦手な人は、もれなく単語を覚えていません。この単語の壁は語学にはつきものです。
一番いいのは1,2年の教科書をもう一度訳していくことです。その際わからない単語は教科書末の辞書ページに意味が出ています。
しかし一人で単語を覚える時の壁は発音です。発音がわからないと、だれでも覚えることは困難になります。
ではどうしたらいいか? そこでスマホの登場です。
今ならスマホでいろんな辞書アプリが使えます。高額な電子辞書など買わなくても、無料の辞書アプリで十分です。私のお勧めは「英辞郎」。発音も聞けるので、知らない単語の意味と発音を知ることができます。
単語が苦手な人はまず発音と意味から覚えていきましょう。綴りはそのあとで結構です。まず問題に何が書かれてあるかわかるようになるために単語を覚えていきましょう。
② 1,2年の文法を復習しよう
英語の文法では1,2年の文法をしっかりマスターしてください。特に動詞の使い方です。
Be動詞と一般動詞をごちゃまぜにしていませんか?
動詞の時制(現在、過去、未来)は正しくつかえていますか?
三人称・単数・現在形、つまり三単現のSやDoesが使えていますか?
この3つの間違いを防ぐだけで確実に10点以上は点数が上がりますよ。
③ 長文を読む練習をしよう
学校のテストでも、教科書の本文がそのまま出てくることまずありません。
初めてみる英文をどれだけ読み取ることができるか、それを日ごろから練習しておかねばなりません。
これは市販の問題集などで十分です。ポイントはやり方です。
まず最初は単語を調べて、できるだけ正確な訳をノートに書きましょう。答えに訳がついているものがいいです。
自分の訳と答えの訳を見比べて、どのように訳しているかを確認しましょう。問題を解くのはそれからです。
下手なやり方は、本文がわからないままに勘で問題を解いて、それで終わるパターンです。
これで100回やったとしても、勘を鍛えることはできませんし、英語を読む力もつきません。
これらのことが一度に全部できなくてもかまいません。
毎日少しずつできれば大丈夫です。
