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2020.06.26 中3は今、何を、どのように - (2)
前回に引き続き、中3の人が今、何を、どのようにやればいいのかをお伝えします。
今回は数学です。
① 計算力が命
数学は計算力が命です。せっかくわかった問題でも、計算間違いをしてしまえば、わからずに白紙で出した人と同じ評価になってしまいます。つまりその問題は0点です。
計算力を付けるのに、ドリル式の計算練習をするのも1つの方法です。しかしそれ以上に、普段解いている問題で計算間違いをしたら、正解するまでやり直すことが大事でしょう。
「考え方は理解した。立式も合っている。ちょっと計算間違いしただけだ。よし次に行こう。」
これが一番よろしくない!このタイプの人はテストの時も、ちょっと計算間違いしてしまいます。
必ず正解が出るまで、計算をしっかりやり切るようにしましょう。
② 関数は公式に当てはめて
関数が苦手な人はまず関数式たてる練習をしましょう。そして立てた式にⅹの値やYの値を代入して、Yの値やⅩの値を出す練習をしましょう。
またグラフを描く練習を必ずしましょう。関数では式とグラフは表裏一体の関係です。式があればグラフがわかる、グラフがあれば式がわかる。そうなるように。
③ 図形の証明はパターンを覚える
入試では、図形の問題で必ず証明が出ます。中2では合同の証明ですが、中3の後半には相似の証明も習います。
証明は書き方のパターンがあります。教科書や問題集の解答に出ている証明を移すことで、証明の書き方を覚えましょう。それとなるべく丁寧に進めることが大事です。証明で説明不足は間違いですが、書きすぎて間違いになることはありません。
方程式、関数、図形のうちで、どれか1つは得意になれたらいいでしょう。自分にとって一番やりやすいものを1つ選んで徹底的に練習すれば、大きな安心材料になるでしょう。
