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2021.10.29 子どもたちの発達についてのお話です(記憶について)

小学校から中学、高校と進むにつれて、勉強はだんだん難しくなっていきます。すると他の人はできるけど我が子はできない、そんなことがよくあります。

 

 

心配

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近では発達障害ということばも広く知られるようになりました。学校の勉強についていけないと、そうなのではないかと心配になってきます。

しかしその前に、私たちは発達ということについてどれくらい知っているのでしょうか。

下記の記事は発達と学習に関連した内容になっています。興味のある方はご一読ください。

 

 

「記憶について」

記憶する、覚える、暗記する、これらは勉強するうえで大事なことです。字を覚えたり、計算方法を覚えることは、食事の時にお箸やナイフ、フォークの使い方を覚えるようなもので、そこを覚えてないと先に進めません。

 

では記憶するとはどういうことなのか。心理学の側面から見てみたいと思います。

記憶について初めて実験を行ったのはドイツのエビングハウスという人で、「忘却曲線」というグラフで人間の記憶がどの程度続くかを表しました。こんなグラフです。

忘却曲線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではこの曲線はどのようにして導き出されたのでしょうか。

実はこの実験で行われた記憶は「無意味つづりの記憶と再生」という実験でした。つまり純粋な記憶です。

人は何かを覚える際には、それの意味や内容に関連付けて覚えることがほとんどです。しかし、全く無意味なことであるにもかかわらず、30~20%は記憶が保持されるのです。

 

では意味のあることを覚えたらどうなるのか。当然忘却は起こりにくくなります。それどころか学習した直後より一定時間経過したのちの方が、記憶成績が良くなる場合があるのです。

この現象をレミニセンスと呼びます。大体2,3日後くらいになると記憶が戻ってくるのです。不思議な話ですが、原因は研究されています。

 

例えば単語などを何回も書いて覚えようとします。このような覚えて書くという反応をくり返すと、心の中にその反応を抑制する効果が少しずつ蓄積するのです。だから何回書いても覚えられないというのは、この抑制が働いているのです。

英語苦手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは覚えられないではないかとなりますが、この抑制効果は学習効果より早く無くなってしまいます。

抑制効果が働いていても、学習効果もきちんとあるのです。そして邪魔者の抑制効果が消えると、本来の学習効果が表れる。これがレミニセンスです。

 

 

 

勉強

 

そしてこのレミニセンスの仕組みが分かれば、いつ復習するのが一番効果的かが分かりますね。

ちょっとしんどい内容は、2,3日の後にもう一度やってみるがいいでしょう。

最初はなかなか覚えられなかったことが、結構スムーズに覚えられると思います。

 

 

 

 

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